グーグルマップを活用した「オープン・グリーンマップ」始動!(2008.7.6)

テストサイトで実験運用が始まっています
テストサイトで実験運用が始まっています

グリーンマップ・ニューヨーク本部では、世界中の人々が単に情報を入手するだけではなく、自分との関わりをより強く持つことを手助けしようと、新たに、オンラインのオープン・グリーンマップのシステムを作成中です。この双方向のマッブはグリーンマップアイコンVers.3、オープンソースのグーグルマップの技術を使って、持続可能な場所や道、その他のグリーンサイトの情報を収集し、かつ見せることができます。マッブづくりに参加できるのは、登録したグリーンマップ制作者だけですが、2008年の半ばから、マップ上の入力されたグリーンサイトに、コメント、画像、翻訳、自分が受けた影響などを書き込めるようになります。
テスト運用を開始しています。このシステムで制作された「グローバル・グリーンマップ」が表示されると共に、今までにその地域で発行されたグリーンマップを見ることもできます。さらに、携帯電話からのアクセス、CyclingMap.jpなどの双方向グリーンマップにも繋がるようにする予定です。日本語のインターフェイスも予定しています。是非ご覧になり、あなたのご意見をお寄せ下さい。

心がふれあう「雁道マップ」(名古屋市)完成!(2008.7.1)

名古屋市瑞穂区の人権尊重のまちづくり事業。マップの舞台となった雁道エリアは瑞穂区でも1、2番の高齢化のエリア。ここには昭和の雰囲気が残る市場と2つの商店街があります。少しでもお年を召した方がまちに出て歩きやすくなるように、買い物をしなくても休憩やトイレを貸してもらえるお店や少量でも配達してくれるお店などを学生や地域の皆さんと集めました。このマップがきっかけとなって店の人とお年寄りの笑顔の輪が拡がっていくことを願って制作しました。
-2008年7月発行
-企画・制作:地域通貨みずほの会+地域の未来・志援センター
-問い合わせ:北村政智 

扇川グリーンマップ完成(名古屋市)完成!(2008.5.10)

名古屋市緑区の中央を流れる扇川。区民に親しまれている川です。「グリーンマップみどり」のメンバーが、この扇川流域を何度も歩いて調査し、名古屋市緑生涯学習センターの協力を得てグリーンマップを作成しました。使ってもらうマップにしたいと、流域の自然だけでなく、史跡や文化財、交通渋滞場所などを掲載。とくに「雨水貯留施設を備えた公園」を表す独自のアイコンが特徴的です。
-2008年3月発行
-企画・制作:グリーンマップみどり
-問い合わせ先:名古屋市緑区まちづくり推進室 

いっしきグリーンマップ(愛知県)完成!(2008.5.1)

三河湾に接する、日本有数の一色干潟など、豊かな自然や漁業文化の残る一色町。2008年度の町民参加による環境基本計画づくりを前に、未来の一色町を考えるきっかけづくりとしてグリーンマップのワークショップを実施。「自然・生き物」「暮らし」「水」をテーマに、小中学生を含む町民が中心になってグリーンマップを作成しました。子どもたちの素朴な視線が印象的なマップです。

 

-2008年3月発行
-発行:愛知県一色町 協力:グリーンマップあいち
-問い合わせ先:一色町役場  

Greenmap Uji(宇治市)が完成!(2008.5.1)

地元である京都府宇治市を再発見したいと思って発足したのが「GreenMapUji」です。現在、社会人3名、京都文教大学の学生6名の計9名で活動しています。
このグリーンマップを作るうえでの大きなテーマは「エコ・コミュニティ」です。マップメーカーの視点だけではなく、地元の方々とのコミュニケーションを図ることで見えてくる宇治の環境がこの「GreenMapUji」の基盤となっています。このグリーンマップが地元を見つめなおす、あるいは交流のきっかけになれば幸いです。

 

-2008年3月31日発行

-企画・制作:GreenmapUji

-取扱場所:京都文教大学・短期大学サテライトキャンパス宇治橋通り

宇治市観光センターほか数箇所にて取り扱い

-問い合わせ先:マークィーゾス・ディノ

↓マップがダウンロードできます

G.M.Uji_ver01.pdf
PDFファイル 4.7 MB

「グリーンマップ・インパクト--グリーンマップは地域を変える!」発行(2008.4.10)

↑画像拡大click
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国内をはじめ今や世界50ヶ国、450都市に広がっているグリーンマップ作りですが、実際にはどんな変化や影響をもたらしているのでしょう。グリーンマップはプロセス重視の活動です。地図を完成させたら終わりということではなく、その地図作りのプロセスを通して、「周囲にどんな影響を及ぼしたか」「どんな変化があったか」に目を向けることは、大変重要だと考えています。何故なら、グリーンマップは持続可能型社会を実現するためのすぐれた道具だからです。
「グリーンマップ・インパクト」は、グリーンマップ活動が地域や人々に与えた影響や変化に視点を置き、国内・海外からユニークな事例を収録しました。完成した地図を見るだけでは伝わらない、多様な可能性をこれらの事例から感じて頂けることでしょう。地域の環境をよりよくしたいと考える人々の心を動かし、市民活動のヒントに満ちたこの冊子をどうぞお役立て下さい。

「グリーンマップ・インパクト」--グリーンマップは地域を変える!
・A4フルカラー、40p
・内容:
-エコ活動--Impact on Eco-Action
-子どもたち--Impacts on Children & Youth
-コミュニティ--Impacts on Community
-まちづくり--Impacts on City Planning
-行政との協働--Impacts on Public Policy
-自然保護--Impacts on Nature Protection
-伝統文化--Impacts on Traditional Culture
-企業--Impacts on CSR
-その他のユニークなインパクト
-ネットワークインパクト
-万博インパクト
-参加するには
-アイコン第3ヴァージョン完成
・発行・編集:グリーンマップあいち・グリーンマップジャパン
・協力:グリーンマップシステム(NYC本部)

お問い合せは、「グリーンパップインパクトの件」と書き、グリーンマップジャパン事務局までどうぞ。

グリーンマップ・グローバルアイコン Version3ついに完成!(2008.3.10)

アイコンvers.3のほんの一部です。拡大↑画像click
アイコンvers.3のほんの一部です。拡大↑画像click

持続可能な社会を目指すグリーンマップの運動の心臓部は、グリーンマップシステム・アイコンです。アイコン改編プロジェクトは、グリーンマップ本部とグリーンマップジャパンを中心に、3年にわたって進められてきましたが、このほどVersion.3が完成しました。
Ver.2が制作されたのは1999年。この間、環境やコミュニティも大きく変化し、世界中のマップ作りの実体験から多くの意見も寄せられました。Vers.3に課せられた課題は、グリーンマップの運動が、今後の持続可能なコミュニティを形成していく上で、どのような手法、方針、思想があるのかを改めてアイコンを通して表明し、かつアイコンデザインそのものの完成度を高め、使いやすさとの調和を考えることでした。

●改訂版アイコンVers.3の特長
1. 変化に対応したジャンル分け
変化に対応したジャンル分けでグリーンマップ目指す方向がどのようなものであるかより理解しやすくなっています。中でも社会の公平性や人々の活動を促す「公平性と活動」が新しく加わりました。
-持続可能な生活 (エコ経済・グリーンテクノロジーとデザイン・交通と移動・汚染と破壊)
-自然(植物・動物・大地と水・アウトドア活動)
-文化と社会(文化的特徴・情報・公平性と活動・ランドマーク)
2.システマティックなアイコンデザイン
アイコンの数は、全部で169個に増えました。エレメント化されたパタンランゲージde
理解しやすく、組み合わせて使用できるように工夫しました。例えば、「買い物袋」のアイコンは基本的に「お店」を意味し、売るものを中に入れることによって、どのようなお店なのかを示しています。
3.目的によって使い分け
グリーンマップに使用されるアイコンの半分以上はグリーンマップアイコンでなくてはなりませんが、それ以外のものは地域で独自にデザインしたアイコンを使用することができます!一般的なランドマークアイコンも加わり使いやすくなりました。また、57個のアイコンが『スタンダード』なもので、子供たちやコミュニティでのマップ作成に便利です。

※まず、新しい Vers.3を見てみましょう。
アイコン Vers.3のダウンロード、著作権表記等はこちらから
日本語版のアイコンアイコン Vers.3の一式は間もなくリリースされます。少々お待ち下さい。

グリーンマップジャパンが「Internet Watch」で紹介されました(2008.2.29)

グリーンマップジャパンが日本のニュースサイト「INTERNET Watch」で紹介されています。
同サイトは、インターネット関連の記事を掲載している日刊のニュースサイトで、その中で、地図サイトやデジタル地図など、地図を切り口とした連載記事「趣味のインターネット地図ウォッチ」というコーナーで紹介されています。

「海辺の夜行性の生き物たち」グリーンマップ完成!(2008.2.26)

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海は潮が満ちたり、干いたりするのは誰もが知っていますが、冬になると昼間ではなく、夜中に潮が干くようになります。寒い冬の夜中の海辺に行く人はほとんどいませんが、そこには夜だけしか見ることができない不思議な生き物たちがいます。しかも砂地の生き物、岩場の生き物とそれぞれの住み分けがはっきりしています。わたしたちは環境省の「身近な野生生物観察」団体として2007年8月から11月の間に南知多長谷崎の海辺の夜行性の生き物の調査をしましたが、この驚きに満ちた生き物の世界の存在を知ってもらいたいと思い、調査結果をグリーンマップのかたちにまとめました。
-2008年2月23日発行
-企画・発行:「あいちの海」グリーンマップ
-問い合わせ先:大矢美紀

非営利団体のための寄付サイト--America's Giving Challengeでご協力を!本部からのお願いです(2008.1.16)

現在、グリーンマップニューヨーク本部、グリーンマップシステムは、皆さまからのご寄付の件数が多ければ、50,000ドルの助成金を獲得できる貴重な機会を与えられています。この「America's Giving Challenge」は、アメリカにおける新しい助成金獲得の方法で、東部標準時の2008年1月31日までに最も多くの方々から10ドルを寄付された団体が、50,000ドルの助成金を獲得することが出来るというものです。
寄付の仕方は、いたって簡単!10ドルから、クレジットカードでできます。
ぜひ、あなたもこのNPOを助ける寄付のシステムを体験してみませんか?又、皆さまの周りのご友人の方などにお知らせ頂き、グリーンマップを支援して下さる方々をお探しください!

※それぞれのご寄付が、別の人々や別のクレジットカードからでなくてはいけません。ご寄付下さる方はここからです。

皆さまがご寄付なさった10ドルは、グリーンマップNY本部、そしてグリーンマップジャパンが、世界中の400以上のコミュニティを持続可能な未来へ導くことをお約束します!
10ドルのご寄付には、どなたでもご参加することが出来ます。ぜひ、皆さんの周りのご友人の方々にお知らせください!