災害復興/ライフスタイル提案 など

■津波被害を受けたアチェの災害復興のために利用-アチェ(インドネシア)

インドネシアでは、つらい津波の体験に立ち向かい、より環境にやさしく、明るい未来に向けて、復興の街の姿を市民が描くツールとして、バンダ・アチェ・グ リーンマップが制作されました。津波から一年後の2005 年12 月26 日に発行され、プロジェクトは2008 年ドバイ国際ベストプラクティス賞を授与されました。

 

-2005年発行

-バンダ・アチェ・グリーンマップ制作ストーリー:

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■コンポストの普及に一役---マンハッタン・コンポストマップ

グリーンマップ・グローバルオフィス(Green Map System)とローワー・イーストサイド・エコロジーセンター(Lower East Side Ecology Center)が共同制作。紹介しているコンポストシステムは、エコロジーセンターが普及活動を行ってきたもので、「忙しいマンション暮らしのニューヨー カーでも生ゴミを分別し、簡単に地味豊かな土に変えることができ、しかも匂わない!」というふれこみ。容器に生ゴミ、湿らせた新聞紙とミミズを入れれば、 毎日ゴミが半分の量になり、残ったミミズの糞はいい肥料となり園芸に使えるいい土となります。しかもエネルギーを一切使わず、半永久的に使用可能。地図面 には、コンポストを行っている学校や教育機関、人々がゴミを捨てにいってもよいコンポストを設置してあるコミュニティガーデン、オンラインの情報提供サイ ト、グリーンマーケット、環境配慮型建築、家庭ゴミ処理基地などが収録されています。地図裏は、ニューヨークの家庭ゴミの現状を訴えている他、ライフスタ イルに合わせた簡単なコンポスト実践マニュアルも紹介しています。

-2006年発行

-企画・制作:グリーンマップ・システム+LESEC

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■ディア・グレーン・プレース(スコットランド・グラスゴー)---リユースにテーマを絞り実用的な情報を網羅

グラスゴー=グラッシュは、ゲーリック語で「いとしき緑のところ」という意味で、スコットランド最大の都市です。グラスゴー市全域を収めたグリーンマップ の初版は「リユース-再利用」にテーマを絞りました。家の中にあるものを、14のカテゴリーに分けて表すアイコンを創作。地域のリサイクルフォーラム、グ ラスゴー美術学校、ジェネラス・スコットランド(リサイクルショップで、ゴミ問題への関心を高めるための国家事業)の協力を得ました。

-2004年発行

-企画・制作:グラスゴー・グリーンマップチーム

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■金沢グリーンマップ--くらしの視点でエコな店やサービスを網羅

衣食住(くらし)に配慮した商店、町屋、心地よい場所や不快な場所など町の環境配慮に関する再認識、再発見を目的として制作されました。昔ながらの新聞紙で包んでくれる魚屋さん、漆がはげたら塗り直してくれる店など、生活に密着したエコな店を収録しました。

 

-2004年3月1日発行

-企画・制作:石川県くらしと環境を考える会

問い合わせ先:千原好美